『光バンド』のメンバーは、視覚障害に加えて他の身体障害や知的障害等、二重三重の障害の重荷を背負っています。
しかし、彼らには神様より「音楽」という素晴しい才能が与えられました。
現在彼らは、視覚障害者の総合施設である「東京光の家」の各施設で、作業や自立に向けた訓練に日々励んでいます。
訓練や練習の様子
メンバーは所属する各施設の日課や各種の自立訓練に日々勤しむ中、『光バンド』としての音楽活動に向けた練習時間は、【サウンドトレーニング】として原則週に1度、毎水曜日の午後に行っています。
バンドの変遷
『光バンド』(結成当時は『正秋バンド』)は平成元年(1989年)6月、リーダーである高橋正秋を中心に5名でスタートしました。
メンバーも次第に増え、令和2年度(2020年度)現在10名が在籍しています。
結成後四半世紀以上が経過した現在も精力的な活動を継続しており、日本全国各地で年間10回以上のコンサートを開いています。
1999年にはスウェーデンでの、結成25周年となる2013年にはハワイでの海外公演も実現させました。
2014年、“愛と勇気のスタートラインに再度立つ”との意識の下に、バンド名を『光バンド』(ヒカリバンド)へと変更して一層の飛躍を目指しています。
2019年、光の家創立100周年記念チャリティーコンサート、愛のサウンドフェスティバル「spirit」公演を日野煉瓦ホールで行いました。