毎年開催しています「手さぐりの作品展」を今年も開催致します。
今年の手さぐりの作品展は
2020年2月7日金曜日~9日日曜日 午前10時~午後7時
イオンモール多摩平の森3階のイオンホールにて開催します。
今年度(令和元年度)は東京光の家が創立されて100年目の節目の年です。
手さぐりの作品展では光の家新生園創設以来の作業訓練を振り返るとともに
光の家新生園の利用者の方々が東京都障害者美術展などに於いて
各種の賞を頂いた作品なども併せて展示いたします。
作品を鑑賞される場合は目で見るだけではなく、
作品に触れて盲重複障害者の方々が手の感覚で作った作品を感じていただけるとありがたいです。
以下に、施設長川辺和政のごあいさつを掲載致します。こちらもご一読頂きますようお願い致しますとともに、多くの方にお越し頂きますようお願い申し上げます。
~ごあいさつ~
光の家新生園は、1979年に開設した視覚障害者の訓練施設です。生まれながらに目に障害がありながらも日々明るく生活しています。光の家新生園の利用者は、日々の生活に喜びを見出しつつ、少しでも一人で出来ることを増やすために一生懸命に訓練を受けています。その生活の様子を地域の皆様に紹介し、視覚障害と知的障害などを併せ持つ盲重複障害者が施設で生き生きと生活している姿を理解して頂きたいと、毎年、「手さぐりの作品展」を開いてきました。今回は、23回目になりますが、同時に社会福祉法人東京光の家の創立100周年にも当たります。東京光の家の歴史を紹介し、光の家新生園が東京都身体障害者総合美術展で入賞した作品も改めて紹介したいと思います。この手さぐりの作品展に展示されている作品は、音の世界に生きる視覚障害者が様々な体験を通して、触覚や聴覚や嗅覚で感じたものを表現した作品の数々です。是非とも彼らが感じた感覚を想像していただきながら、作品を実際に触って鑑賞して頂き、少しでも視覚障害者の世界を体験していただければ幸いです。
社会福祉法人東京光の家
指定障害者支援施設 光の家新生園
園長 川辺和政